筋肉マンの操り人形(ばね指②)

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筋肉マンの操り人形(ばね指②)

2023.5.27(土)筋肉マンの操り人形(ばね指②)


走る、滑る、見事に転ぶ、
き~んに~~~くま~~~~ん
って覚えてますか?
子供のころの歌って結構覚えてる🎵
副院長の藤原明子です🐼






うんとさ操り人形ってわかる?
糸で操られる、人形ね。
手の先って握ったり開いたりっていう動作って
実はさ、前腕の筋肉がすっごく関与してるの
前腕の筋肉(筋肉マン)が
手本体についいてる腱(操り人形の糸)を引っ張ると
開いた手が握りこぶしになる感じ


その腱(A~Eの黄色い部分)が迷子にならないように
腱鞘(C~Eの青い部分)っていうので骨に固定されてるのね



それでね手を使いすぎる人は
この腱のところが炎症を起こしてしまうの
これがさ腱鞘炎っていう状態なんだけど
それでも人間ってやめないじゃん
痛いのに我慢してやるじゃん
特に頑張り屋さんはさ😅




それがひどくなっちゃうと腱のところにコブみたいのができるの(D~Eの紫んとこ)
このコブの部分はさ腱鞘(C~Eの青い部分)を通過するのに勢いが必要
ぶんっって感じで
それがさ、ばねみたいになった状態を
ばね指っていうんだって💦




ちょっと今回の絵は情報を詰め込みすぎちゃったからわかりにくいかな🖌
手の使い過ぎで
腱の一部が腫れすぎて
腱鞘部分を通りにくくなって
手のスムーズな動きができない病気ね



月曜日はばね指の治療法について描くね

文責:院長の藤原一吉(整形外科専門医)
絵と解釈:副院長の明子(皮膚科専門医)