2023.7.12（水）それ、冷やす？温める？（整形外科バージョン💪）

高校生の受験勉強の時、集中するためにしてたのは
冬でも氷水に足をつけて
部屋をあったかくしてやってた
これ、今思うと間違いだよね～頭寒足熱だもんね
でもさ、信じてたから何とかなった
結構なんとかなってた副院長の藤原明子です👹

よく効かれるのは
温めるんですか？
冷やすんですか？
ってこと。

たとえばね筋肉ってどうなるかっていうと
①筋肉に傷がつく（筋肉自体は痛くないよ）
②血液を介して白血球がやってくる（ここで炎症が起こり赤くなる・腫れる）
③発痛物質（ブラジキニン・プロスタグランジン・ヒスタミン）が出てきて痛い

でね②がやってくるのは運動後6時間から2日間らしいのよ
でさらに③が居続けるのは人によって違うが12日間ほどらしい
ってことはね



じゃ、どうすりゃいいのかっていうと・・・
運動した直後から6時間後までは体をほぐしたりぬるめのお風呂に入るのはいいよ～（①）
その後クーリング（②・③）
なんで冷やすのかっていうと、白血球とかは血液に乗ってやってくるので
冷やすことで血液の流れを少なくするのね
そうすることで炎症が最小限で止まるよね




このあとさ長～～～～い時間がたてば慢性的な炎症になる
その時は冷やさないであっためてね
なんでかっていうと今度は損傷場所の修復のために血液が必要だから



このあたりは医師や理学療法士に聞いてね🤩
結構みなさん間違ちゃうみたいだから～～～



しらはま整形外科皮膚科クリニック
文案１：院長の藤原一吉（整形外科専門医）
文案２：村瀬崇宏（理学療法士）
絵と文：副院長の明子（皮膚科専門医）