2023.4.19（水）🦴骨はカルシウム銀行🏧（骨粗しょう症　その①）

研修医の時に貯金が趣味の同級生と先輩がいて
ふたりで貯金の話をされてるときに桁が違ってびっくりした
あるところには在る、を知った
副院長の藤原明子です🐼

でもね～今日の話はみんなが体内に持ってる
『カルシウム銀行』のお話～

骨ってさ何のためにあるかって言ったら
もちろん骨格を作ってるよね　
体を支えてる
でもさ本当の仕事ってそれだけじゃないのよ
カルシウムの🏧銀行！


カルシウムはね６０兆個ともいわれる細胞が
・生きてくためのエネルギー源の一つだし
・ほかの細胞とのエネルギー・情報交換のためのチケットでもあるの
６０兆個もいるし細胞は必要な時にカルシウムを骨から借りるの！
だからどこどこの細胞がカルシウム欲しがってます～って情報が入れば
破骨細胞は骨を削ってカルシウムをその細胞に届くように血液に流すのよ～
すごくない？！



でもさそれだと銀行はすぐに破綻しちゃうから
役目を終えたカルシウムが戻ってきて
今度は骨芽細胞ってのがカルシウムを骨に預けるの！！！
その時に必要なのが太陽・ビタミンＤ・タンパク質！！！
生命ってすごいわ～～～～～



でねこの破骨細胞と骨芽細胞は一生働くんだけど
年とってくるとさ、各臓器の細胞達がカルシウムを欲しがっちゃって欲しがっちゃって
カルシウム貯金が残りわずかになるのよ
でさ、ビタミン不足だったり骨芽細胞が弱ったりしてしまい
なんと、カルシウム銀行が倒産寸前になるのよ！！！！！！
やっば～～～～～～～
さ、この状態が骨粗しょう症！


なんとなくわかった？
明日は骨粗しょう症の人がどうなっちゃうかってことを描きますね🤩

文責：院長の藤原一吉（整形外科専門医）
絵と妄想：副院長の藤原明子（皮膚科専門医）