ジャスティンビーバーさんも悩まされたマダニによる病気

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ジャスティンビーバーさんも悩まされたマダニによる病気

副院長の藤原明子です。
全てのマダニが病原体を持っているわけではありませんが、
病原体を持っているマダニを見分けることはできません。
マダニは噛みついて血を吸うときに病原体入りの体液を人間に注入します。
その時に病原体による病気に感染する可能性があります。

✅SFTS・・・西日本に生息していることがあり、感染してしまうと重篤な症状が出るため医療機関に速やかに受診しましょう。対症療法となり、お亡くなりになられる場合があります。
✅ライム病・・・米国コネチカット州ライム地方で報告されたことからライム病と言い、アメリカではジャスティンビーバーさんはじめ有名なタレントさんが感染を報告し今も治療をされているといわれてます。日本でも標高の高い山などで罹患することがあります。症状は多岐にわたります。
✅日本紅斑熱・・・潜伏期間2-8日を経て頭痛・倦怠感・紅斑(四肢末端優位)

24時間以内に除去すると感染のリスクは低いとされてます。
なるべく早く皮膚科に受診しましょう。
治療は抗生剤投与になります。
マダニに喰われないように、虫よけや長袖長ズボンを着用したりしましょう。