猫のみ~私はK子からすべて教わった

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猫のみ~私はK子からすべて教わった

20210921(月)副院長の藤原明子です。
今日は私の高校時代の友人K子から学んだことをシェアします。

膝下に5ミリほどのかゆみを伴う水疱が多発する方が来院されます。
その時に私は『お外に行く猫がいますか?』『犬を散歩されますか?』とお伺いします。
とってもかゆい通称”猫のみ”です!まあとにかくかゆいのです。そして下半身のみ。
その時に必ず高校時代のK子の家に行った時の話をします。

***19歳、大学は別々、仲の良い友人K子のおうちに遊びにいくの巻***
おうちはアパートの2階だった。玄関で靴を脱ごうとすると
K子『蚤(ノミ)ついてない?』
私『蚤って何?』
K子『黒ゴマみたいなやつ。ぴょんぴょん跳ねて人間にもくっつくと吸血するんだよ。すごくかゆいの。』
そういいながらK子は私のジーパンをチェックする
K子『あきちゃんはいないみたいだね。ほら、こんな感じの。私にはいるわ。3匹』
そういいながらK子は黒ゴマみたいのを衣服からとり、爪でつぶしながらこう言った
K子『これね、たたいても死なないの。爪でつぶさないといけない。』
そういうK子の手の中の黒ゴマもどきからは血がでてた😲💦
K子はその手で汚いコップにジュースを入れてくれた…ヤバイ、帰りたい

遊ぶといってもしばらくしゃべって、その後彼女が所属していた武道の演武の動画を延々と見ているうちにすっかり外は暗くなった。
K子『今日は暗くなったから泊っていって』
私『いや、帰るわ』
外は危ないからという理由で、別の意味で危ないK子宅に泊まることになった
布団を引いてくれた時に、部屋の隅に黄色のランプが燈っているのに気が付いた
オシャレじゃん!
気分は修学旅行!黄色のランプ側に頭を向けると
K子『あきちゃん、ダメ。そこはノミの通り道だから。それね、ノミホイホイだよ』
私『・・・
ゾゾゾっ。靴下でジーパンの裾を覆い、パーカーをかぶって寝た
K子『あきちゃん、寒いの?』
寒いわ、この家

朝起きると
K子『あきちゃん、刺されてない?私は2か所やられてる』
実家に電話して、お風呂を用意してもらいながら朝一で帰りました・・・
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K子から学んだこと
①ノミは黒ゴマそっくり
②大体地面から1メートルはジャンプする
③たたいただけでは死なない
④めちゃめちゃかゆい
⑤外にお散歩に行く猫や犬にくっついてることが多い

猫のみはかゆいので、内服と外用剤で治療をされることをお勧めします。
お散歩に行くときは刺されないようにズボン履いてください
散歩から帰ってきたら犬も自分もチェックしましょう。