2022.10.18（火）メラニン合成工場●🏭●●●

みなさんは小さいころ、工場見学って行きましたか？
私はキューピーマヨネーズ工場に行った覚えがあります。
大人になってからは製薬工場に行ったな～
今だったらメラニン合成工場に潜入したい！
副院長の藤原明子です。

今日は昨日に引き続きメラニンの話。

メラニンってどこでできるのかっていうと
皮膚のちょっと下のメラニン合成工場（通称：メラノサイト）で作られます

どうやって作られるかというと
原料はチロシンっていう体内にあるアミノ酸
これがね体内でメラニンにかわるの

メラニンって実は体内では細胞一個一個の日傘のような働きをするのね
細胞の中の、核のそのまた中の、遺伝情報であるＤＮＡが紫外線で傷つかないようにって
細胞一個一個を守るためにせっせと作られるの💖

どんなときにたくさん作られるかって言ったら
✅日光がサンサンと当たって肌が紫外線を感知した時
✅肌を強くこすったりして皮膚がダメージ受けた時

メラニンってシミを気にする人からすれば悪者なんだけど
本当はね
私たちのDNA（遺伝子）や体内を守ってくれる守り神なのよ
メラニンがなさすぎちゃうとどうなるかっていうと
皮膚がんが発症しやすくなっちゃうよね
欧米の人は肌が白くてきれい！うらやましい！って思うけど
皮膚がん（基底細胞がんやメラノーマ）に悩まされれてるよね

そう思ったら
メラニンができすぎてる理由は
過去や日頃からしている肌への仕打ちが
今、シミとなって出てきちゃってるわけ。

だからね、うまく付き合うことが大事💡


明日はメラニンの種類について。
メラニンを本当はあるのに見えなくする方法に関係してくるよ