2022.5.25(水)膀胱直腸障害(帯状疱疹で注意したい症状②)🚽
整形外科領域でもと~っても大事になるのが
この膀胱直腸障害があるかどうか。
院長の専門は整形外科の中でもこの膀胱直腸障害が関係してくる脊椎。
だから膀胱直腸障害があるかどうかを含め
取り調べのような診察となります🚨それだけ大事ってこと💡
そんなに大事な膀胱直腸障害の有無について
今日は皮膚科領域の話題です🌟
副院長の藤原明子です。
帯状疱疹って基本的に全身に出る可能性がある。
その中でもお尻周り(腰、臀部、外陰部、肛門、そして関連して下半身)に出た時で
以下の症状がでるとちょっと厄介
どんな症状かっていうと
✅おしっこが出ない(膀胱はパンパンなのに、おしっこいきたいのに、出ない💦)
✅うんちが駄々洩れ(出たくない場面でも自然と運ばれてきた便が出ちゃう💩)
これが膀胱直腸障害ね。
人間の体って神経で制御されてるんだけど
たまたま膀胱を管理している神経と肛門括約筋を管理してる神経が
帯状疱疹ウイルスで侵されちゃった場合
その管理がうまくできなくなっちゃう
緊急事態発生!
特におしっこが出たいのに出れないってピンチ💦
こればっかりは導尿といって管を人工的にいれて排尿を促す必要があります
バルーンを入れるってことなんだけど
この排尿のための管をいつ外すかっていうのも結構大事な問題になるし
泌尿器科の先生に相談しながら治療をしていきます
なのでこんなときは入院の治療が必要になりますよ
なので「こうなったら入院治療になるからね~っ」てあらかじめお伝えしたりします。
この膀胱直腸障害って帯状疱疹の湿疹のひどさとは全く関係ないので
これまた厄介。
腰から足にかけての帯状疱疹のある人は
注意してみてくださいね💖