2024.11.11 ヒントはいっぱいあったのに!!
昨日は東洋医学会でした。私はWebで参加したのですが、神迎え真っ只中の出雲での開催、行ったことないのでいつか行きたいなぁと思いました。
副院長の藤原明子です。
うちのネコちゃんが自分のしっぽを噛んだりして傷になってたのはかれこれ半年ほど前から。
そして気がついたら首にもカサブタと出血したあと。あらあら、喧嘩したのかなーなんて呑気に思ってたけど、治る気配がないので動物病院に行ってきたら、なんと、好酸球性肉芽腫症😮
ごめん、放置してて😱
実はね、この好酸球は白血球のひとつ。
普段はそんなにいないんだけど、人で言えば
・薬疹
・寄生虫
で増えてくるのね。簡単にいうと好酸球が破れると攻撃物質を撒き散らしちゃうのよ。
もちろん寄生虫とかをやっつけるために背骨で増産されて身体中に配置されるんだけど、ちょっと機能が原始的だから、あちこちでそれが破裂しちゃうの。
そして起きちゃうのが
チャーグストラウス症候群って言われていたこともあるものでね、
咳がすんごいでたり、
かさぶたをもった湿疹がでたりするのね。
たまたまその疑いの患者さんが来院されていて、治療方針なんかをパソコンで検索していたのよ。で、なぜか犬や猫の写真が出てくるのよ。
その時にさ、勘が働けば、もう少し早く動物病院に連れて行ってあげれたなー。
って、反省しました。
患者さんは現在検査中。早くよくなるといいな。
人も動物も基本的な機能とかは似ている。
少しのヒントも大事にしたいなとおもいました。
なかなか治らない湿疹は
時に大きな病気が隠れてることがあります。
そんな時は、ちゃんと皮膚科にかかって下さいね。
しらはま整形外科皮膚科クリニック
藤原明子